Global Project30

It takes 30 people to transform a city.

国際NGO Project30の立ち上げに向けて

「つなげる30人」を世界に広げたい、そう思っています。

2016年に渋谷でスタートした「渋谷をつなげる30人」は、「都市を変えるには30人いれば十分」という思想のもと、地域を代表する行政、企業、NPOから30人を招き入れ、都市の未来を変えるアイデアを社会実装するプログラムです。これまでに渋谷をつなげる30人は5年連続で開催され、クロスセクターのプロジェクトリーダーたちのコミュニティは150人に広がっています。そのほかの地域でも、京都をつなげる30人、ナゴヤをつなげる30人、気仙沼をつなげる30人、まちだをつなげる30人、そして横浜をつなげる30人がすでに立ち上がっています。「つなげる30人」は、日本発のクロスセクターイノベーションの方法論です。詳しくは、「つなげる30人新聞」をご覧になってください。

Project30 in Switzerland

つなげる30人を世界に広げるため、同志であるスイス人のドミニクさん(写真右端)と、数年前に「チューリッヒをつなげる30人(Zurich30)イベント」をImpact Hub Zurichにて開催しました。イベントはたいへん盛り上がり、スイスでの「つなげる30人」の開催の可能性に強い手応えを得ました。

欧州では政府やNGOが社会課題を設定し、その実現のステークホルダーとして企業が集められ、コレクティブインパクトと呼ばれる手法で社会インパクトを出していく活動が多く立ち上がっています。しかし彼らからは、「企業のモチベーションが上がらない。なぜShibuya30の人たちはこんなに楽しそうなんだ?」とたくさんの質問をもらいました。この対話を通して、つなげる30人がこんなにも盛り上がる理由は「トップダウンでの課題設定ではなく、参加者自らによる問いの設定」にあると理解することができました。

その後数年が経ち、ようやく2021年にドミニクさんの地元のヴィンタートゥールという街で、Project30が実施される目処が立ちました。(つなげる30人は、英語では"Project30"と呼んでいます)

そして、それに先立ち、国際NGOをスイスに立ち上げようと考えています。このNGOの役割は、世界中の都市や地域で"Project30"を立ち上げたいという地域プロデューサーを募り、その開催・運営・変革をサポートすることです。そのための体制構築、プロセス設計、グローバルな人材育成プログラムづくりなど、やることがたくさんあります。

ドミニクさんの仲間たちと一緒に、"GLOBAL COLLABORATION IN CRISES"というタイトルの論文を共著しました。つなげる30人のパートは、"STORY 3: PROJECT30: THE ART OF CROSS-SECTOR INNOVATION—IT TAKES 30 PEOPLE TO TRANSFORM OUR CITY, Takahiko Nomura with contributions from Dominik Scherrer, Emerald Publishing Limited, 2020"としてまとめられています。

仲間を募集しています

Slow Innovationでは、このProject30の国際化を一緒に進めていただける仲間を探しています。

  1. 一つは、この国際NGO Project30を一緒に立ち上げてくれる人。上記活動をリモートで英語を使って行ったり、海外でのコラボレーションの現場に立ち会い、その都市でのイノベーションを推進したり。難しいけれども、とてもやりがいのある仕事だと思います。

  2. もう一つは、海外でのProject30に参画してくれる日本企業です。海外での社会課題解決を国際的なビジネスで実現するパートナーになっていただきたいと思っています。個人的でも構いません。興味のある方はご連絡ください。

Contact: nomura@slowinnovation.jp