What We do

地域から日本を変える。それが、Slow Innovationの目的です。

渋谷区から始まり、京都市名古屋市気仙沼市、そしてさらに次々と、「つなげる30人(Project30)」の仕組みを使った「市民協働イノベーションエコシステム」づくりが広がっています。「市民協働イノベーションエコシステム」は、各ステークホルダーが次のような役割を果たすことによって育まれます。

  • 自治体が、イノベーションのリーダシップをとる

  • 市民は、社会課題発見のパートナーになる

  • 大企業は、最先端の社会課題をもつ地域で、イノベーションのサービスプラットフォームづくりに取り組む

  • 地域企業は、持続的な課題解決の担い手となる

そのために、Slow Innovationが取り組む仕事は、次の3つに集約されます。

  1. キープレイヤーである自治体を支援し、「市民協働・企業協創による長期ビジョンの実現」に本気で取り組む状況をつくること。自治体職員は、イノベーションエコシステムづくりのファシリテーターとなって、市民の社会課題発見力を高めます。

  2. イノベーションの担い手となる民間企業を支援し、行政やNPOと協力して、その地域での「CSV(社会価値を創出するビジネス)」に取り組みます。

  3. Slow Innovationが能動的にアジェンダ(たとえば「持続可能な観光」など)を設定し、政策形成につなげることで、行政だけでも企業だけでも起こせない、地域発のユニークなイノベーションを起こしていきます。

Photo: 持続可能なまちづくり, Social Innovation Week 2019長谷部 健 渋谷区長、門川 大作 京都市長、ファシリテーター:野村 恭彦

Who We Are

Slow Innovation株式会社は、株式会社フューチャーセッションズからの事業分割により生まれた新会社です。「市民協働イノベーションエコシステム」にフォーカスすることで、「地域から日本を変える」ことをめざして2019年10月1日に創設されました。

フューチャーセッションズの創業者である野村恭彦の次なるチャレンジが、Slow Innovationです。フューチャーセッションズでは、企業・行政・NGOの3つのセクターの対話と協力を引き出すファシリテーションによって、集合知を用いて社会課題解決型のイノベーションを起こす支援、さらには社会に開かれた組織づくりの支援をしてきました。その過程で生まれた「渋谷をつなげる30人」は、「地域が最先端のイノベーションフィールドになる」ことの確信を深めるものになりました。この考えを突き詰めるために、Slow Innovationを立ち上げました。

Slow Innovationは、「渋谷をつなげる30人」をはじめとする各地域での「つなげる30人(Project30)」の推進をコアアクティビティとして、自治体の市民協働・企業協創・政策形成とつなげることで、各地域に生きた「市民協働イノベーションエコシステム」を構築していきます。その上で、持続可能な観光(Slow Tourism)・持続可能なモビリティ(Slow Mobility)・持続可能なライフプランニング(Slow Life Planning)・持続可能なエネルギー(Slow Energy)などの各種アジェンダを立て、持続可能なまちづくりを社会参画モデルに基づき進めていきます。その結果、「人と人との関係性を大切にした新しい社会の形」を地域のステークホルダーとともに「ゆっくりと」実現していきたいと考えています。

Why Slow

「slow food」というコンセプトを聞いたことがありますか? ハンバーガーのように10分ですませられる「fast food」に対し、材料を集め、みんなで料理をつくるというプロセスを大切にし、人と人との関係性を育みながら食事を楽しむのが、「slow food」のムーブメントです。今では、slow mobility(徒歩や自転車での移動)、slow tourism(人とつながる観光)、slow energy(自分で発電)など、あらゆる分野にslow cultureが広がっています。

私たちは、「渋谷をつなげる30人」を4年間続けてきて、イノベーションは「slow food」のように、プロセスを大切にし、人と人との関係性をつくり、小さな変化がさざ波のように社会を進化させていくものだと実感してきました。短期的には小さな変化にしか見えないけれども、長期的には人々のマインドや関係性を変えながら、より大きな変革をゆっくりと起こす「slow innovation」を推進していきたいと思っています。

Slow Innovation

企業は、市場サイズのある顧客ニーズに対してクイックに解決策を提供し、差別化することで利潤を得てきました。日本の迎えている人口減少する成熟社会においては、このfast innovationのメカニズムが機能しなくなってきています。それでも多くのメーカーは、この「儲けにつながる顧客ニーズ」を探す方法を繰り返し、そしてうまくいっていません。

slow innovationは、地域を限定することで、社会課題が明確になり、地域のあらゆるステークホルダーと関係性を再構築することで、その地域ユニークなイノベーションを生み出すアプローチです。

Slow Innovation Concepts

Slow Leadership(スローリーダーシップ)

  • これまでのリーダーシップは、「組織的なゴールにできるだけ効率的に達成する」ことを目的としていました。これを「ファストリーダーシップ」とするならば、「長期的な社会価値を創造する」ことを目的とするのが「スローリーダーシップ」です。そのためには、社会的な目的を追求する「信念」を保持しつつ、関係者の組織目的とも一致させていく「共感力」の両方が必要になります。

  • それをスローリーダーシップのプロセスとして、心の「旗を立てる」、あらゆる関係者の想いを「聴ききる」、結果として「ともに変わる」の3原則にまとめ、実践力を高めるワークショップを開発しています。

Slow Tourism(スローツーリズム)

  • これまでの多くのツーリズムは、「できるだけ多くの観光客にきてもらってお金を落としてもらう」ということを目的としていました。このようなマスツーリズムを「効率的に観光地を回る」という意味で「ファストツーリズム」と捉えることができると思います。これに対して「環境負荷が低く、人とつながり、地域に貢献することで、自分自身のライフスタイルも変えていく旅を「スローツーリズム」と呼んでいます。

  • 京都でスローツーリズムを立ち上げていきますが、第一弾として、3つのスローツアーを近日開催します。

Slow Government(スローガバメント)

  • 私たちは、クロスセクターイノベーションをたんに企業の新規事業と捉えているわけではありません。縦割りになった専門家が効率的に問題解決していく行政のあり方を「ファストガバメント」とするならば、社会課題を長期的、本質的に組織横断で解決する行政のあり方「スローガバメント」と呼んでいます。スローガバメントでは、行政内の組織横断に加え、クロスセクターで企業やNPOも含めた市民の力を使って政策形成をしていきます。

  • スローガバメントの具体的な活動としては、京都市で市民協働ファシリテーター育成の制度づくりを進めています。すでに150人の職員が市民協働ファシリテーターに任命され、京都市の課題を幅広く市民協働で解決していこうとしています。

Our Projects

  • 渋谷区:市民協働のイノベーションエコシステムづくり

  • 京都市:市民協働のイノベーションエコシステムづくり

  • 相模原市:市民協働のイノベーションエコシステムづくり

    • 公民連携イノベーション 相模原チャレンジ

  • 「つなげる30人(Project30)」プラットフォームづくり

    • ナゴヤをつなげる30人

    • 気仙沼をつなげる30人

    • まちだをつなげる30人

    • 横浜をつなげる30人

    • ひろしまをつなげる30人

    • 長野をつなげる30人

    • つなげる30人新聞

  • 持続可能な観光(Slow Tourism)

  • 市民としてのリーダーシップ(Slow Leadership)


Special Message

  • レポートはすべて、つなげる30人新聞に掲載しています。渋30、ナゴヤ30、横浜30、まちだ30、京都30、ひろしま30などのレポートを掲載しています。

Company Profile

会社名:Slow Innovation株式会社

所在地

  • 本社:〒603-8086 京都府京都市北区上賀茂向梅町17

  • 活動拠点:京都、東京(渋谷)、その他、北海道、静岡、名古屋、大阪、広島など全国で事業展開

資本金:900万円

代表者:代表取締役 野村恭彦

事業内容

  • 地域の持続可能性に関する調査および研究

  • 地域イノベーションのプロデュースおよびコンサルティング

  • 各種イベントの企画・運営

  • 人財育成のための教育・研修・コンサルティング

  • 情報処理サービス並びに情報提供サービス

  • 地域産業に関する商品・サービス・ビジネスモデルの企画・立案

  • 都市開発事業の調査企画

  • 前各号に付帯する一切の業務

お問い合わせ:

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